7月14日に南フランス・ニースで起きたテロ.当日は革命記念日で花火が上がっていたため,多くの人が集まっていたのですが,そこにトラックが突っ込むというなんとも悲惨な事件.現時点で死者は84人,怪我人は202人と発表されています.
トラックが2キロにわたって暴走
テロ直後は正確な数字の発表が難しかったのですが,1日だった現在は死者84人,怪我人202人と発表されています.トラック突っ込んで死者84人?と少々驚きの数字ですが,それもそのはず,トラックは2キロにわたって暴走したそうです.現場のプロムナードザングレは海沿いに伸びるほぼ直線の道.当日は花火も見やすいためたくさんの人が集まっていました.そこをトラックが暴走し、とまることなく2キロも・・・悲惨としか言いようがありません.
【スポンサーサイト】
テロから逃げていた人は近くのレストランで安全を確保していた
テロのとき,人がたくさんいてざわざわしていたため,近くにいた人でさえ事態を呑み込めなかった人が多いと思います.私もその一人.私も現場から100メートルくらいのところにいたのですが,ざわざわしていたし,音楽も流れていたのでそのときは何が起きているか全然わかりませんでした.
私は花火の後すぐにアパートに帰ったのですが,花火の後10分後くらい?に事件が起きました.そこからはパニック状態になり,走って逃げていく人がたくさんいたそうです.そして銃撃戦が始まったこともあり,現場近くにいた人は近くのレストラン等の建物の中に入り,安全を確保していたそうです.事態を呑み込めていなかった人も警察に「とにかく建物の中に入れ」と強制的に建物に押し込められたそうです.懸命な判断ですよね.
翌日は交通機関にも影響が出た
事故から翌日までは現場のプロムナードザングレは閉鎖されていました.ここは交通量が多い道であり,たくさんの人の足に影響がでました.
現場にはパトカーが止まり,報道陣がたくさん集まっていました.今でもメディアはずっとこのテロについて報じています.
ついにパリ以外の都市でテロが起きてしまった
今回はパリではない場所で起きてしまいました.ニースはフランスで言うと5番目の規模の都市.たしかに人は多いですが,パリに比べると雲泥の差です.そんな都市が狙われてしまいました.もうどこで何が起きるかわかりません.
(爆破ではなく車で突っ込むような)この手のテロはどこでも起こり得てしまいますよね.防ぎようがない.安全と言われる日本だって起こり得てしまう.我々はこれからどうやって生活していけばいいのか・・・安全な場所などないのでしょうか?
【スポンサーサイト】