失敗したっていいじゃない,海外だもの

フランスに海外赴任中のサラリーマン日記.初めての海外生活に四苦八苦している様子をお楽しみください.

【テロに屈しない】テロ直後にも関わらずサッカー・フランス代表がイングランド代表と親善試合

  • フランス人は
  • テロに屈しない姿勢を
  • 見せているんだなぁ

先週のパリ同時多発テロではパリのサッカースタジアム付近も被災地の一つでした.
そのときはフランス代表VSドイツ代表の試合の最中であり,テレビ放送にも爆破音が入っていました.

その翌週にも関わらず,今度はロンドンでフランス代表がイングランド代表と親善試合が行われました.
試合開始前にはテロの被害者に捧ぐ黙祷が捧げられました.

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試合前には両チームで一つの輪を作り,黙祷が捧げられた


これから対戦する両チームではありましたが,試合前はチーム関係なく,みんなで一つの輪を作り,一分間の黙祷が行われました.もちろん,スタジアムにいたサポーターも全員行いました.

スタジアムもトリコロールカラーにライトアップされた

今,SNSで広まっているトリコロール・スカイツリーやオペラハウスのように,この日のロンドンのサッカースタジアムもトリコロールカラーにライトアップされました.さらに,イングランドサポーターはフランスの国家「ラ・マルセイエーズ」の歌詞を覚え,試合前にフランスサポーターと共に合唱したそうです.

フランス代表の中には身内でテロの被害にあった選手もいた


フランス代表の選手の中には身内でテロの被害にあった選手が二人いたそうです.一人は従姉妹が巻き込まれたMFラサナ・ディアラ.もう一人は妹が襲撃にあったコンサートホールに居合わせた(無事に脱出したとのことです)FWアントワーヌ・グリエスマン.この二人は特に悲しみが大きかったはず。。それにも関わらず試合に参加.サポーターに勇気を与えました.

みんな世界の平和を祈っている


先日のような事件が,しかもサッカースタジアムで起きている中,この日スタジアムに駆けつけたサポーターは相当な覚悟をもっていたはず.その人たちによる黙祷によって大きな気持ちが被害者に捧げられ,そして世界平和を願う気持ちも大きかったに違いありません.「テロに屈しない」強い気持ちを持った人がそこにはいました.

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