- フランスの公共交通機関は
- 結構適当なんだなぁ
私の住む南フランスでは車での移動が一般的ですが,やはりバスや電車を使う機会もあります.写真はバスに乗ったときに見かけた風景です.なんと,運転手はバス停で一時的に停まっている間に新聞を読んでいます(笑)
まぁ。。よく言えばリラックスして仕事をしている・・・?日本では考えられないですよね(笑)
他にも・・・
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お客さんと話しながら仕事をする
この写真もバスネタ.
ある日,バスに乗っていると,元気なおばさんが乗ってきました.そのおばさんは運転手さんと知り合いらしく,乗ってくるなり世間話を始めました.そしてそのままバスは走り出しました・・・そう,世間話をしながら運転しているのです(笑)
フランスに来て初めのころは,こんな光景にとても違和感を感じていましたが,今となっては微笑ましく,フランス人のこういうところが好きだなぁなんて思ってしまうほどです(笑).
慣れって怖いですね.
機材も壊れまくり
この写真はバス停に設置されている掲示板です.バグってて何が書いてあるかわかりません(笑).いったい次のバスはいつ来ることやら.
ダイヤも乱れまくり
フランスでのメジャーな交通手段は電車(鉄道)です.
国鉄はSNCFといい,フランス全土,または隣接する国でも走っています.さらにそのSNCFの中で特急電車(新幹線)があり,それをTGVと言います.長距離の旅行にはとても便利!早いし安い!
ただし・・・とても便利な国鉄ですが,一つ難点があります.ダイヤが乱れまくるんです.
ほんと,しょっちゅう遅れます.時間通りに電車が来ると,「珍しい」とすら思います.
ストライキにもご注意を!
さらに,よくストが起きます.その日は電車が走らないため,電車を日常的に使っている人は大変です.フランスはいくら労働者の権利が強いからって,そう何度も起きるとさすがに気が滅入ります(笑).旅行中にストがあったときは最悪です.皆様も旅行の際はよく調べてくださいね.
適当さが良いこともある
フランスの街には写真のような観光用の小さな乗り物(petit train)が走っています.ハイシーズンはこの乗り物は常に満員ですが,それ以外のシーズンは全く人がいないこともあります.そんなとき,運転手のおじさんが
「席がガラガラだから乗っていいよ」
なんて言ってくれたことがありました.子供と一緒にいた私たちは喜んで乗せてもらいました.
でも後になって考えたら,おじさん,商売する気がないことがわかりました(笑).ほんと適当ですよね.
まとめ
フランス,というよりヨーロッパで公共交通機関は良い意味でも悪い意味でも適当です.
適当故に雰囲気は和やかですが,時間にはとてもルーズです.
旅行をする際はあまりキツキツなスケジュールにせず,余裕をもって行動しましょう.
そして,多少遅れが出てもイライラせず,心に余裕を持つことを意識しましょう.いちいち一喜一憂していると疲れてしまうので(笑).
それがヨーロッパを旅行する時のコツです.
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