私はフランス在住、現地採用のエンジニアです。
もともとは日本の企業に勤めていたのですが、ひょんなことからフランスの会社に現地採用してもらいました。
本記事では、この渡仏体験と、あとでわかったもっと簡単な渡欧州の方法をみなさんと共有したいと思い、執筆しました。
みなさん想像がつくと思いますが、フランス(海外全般)への移住はとても時間がかかるし、たくさんの書類提出を要求されます。
実際に、私の場合、フランスの会社から採用通知が来てから渡仏するまでに半年かかりました(移民局への申請、ビザの取得、etc)。採用してもらった会社の人にもかなり協力してもらい、なんとか渡仏できました、というか一人で全てやるのは無理!ワーホリとか留学とはわけが違います。手続き多いし、それぞれ時間がかかります。
そんな中、ヨーロッパへ移住するための最も簡単な方法を見つけました。それは・・・
【従来方法】とんでもなく時間がかかる渡欧手続き
私はふとしたことからフランスの人工知能を研究開発している会社に採用してもらい、渡仏しました。以前は日本の会社に勤めていたのですが、運良くフランスの会社から内定をいただき、それから退職、渡仏手続きを行いました。
この手続きが本当にたいへんだし、時間がかかりました。まずは採用してくれたフランスの会社が移民局にヨーロッパ外から人を採用する許可を得なければなりません。ヨーロッパは就職難が長いこと続いているため、政府機関としてはヨーロッパからの採用を推奨しています。ですので、ヨーロッパ以外から人材を確保するには「なぜこの人を採用したいのか?」という説明と許可が必要になります。
その許可が得られて、ビザの申請に移ります。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、フランスの役所仕事はとにかく遅い!(フランス以外のヨーロッパ諸国もそうかもしれませんが)。結局トータルで、内定をもらってから半年かかって渡仏することができました。
移民として渡欧するのはそれだけ大変なことなんだと、身を以てわかりました。
ヨーロッパへ移住する最も簡単な方法
※ネットで見つけた方法なので、その信憑性は保証できませんのでご注意を
正攻法でのぞむと苦労するヨーロッパ移住ですが、もっと簡単な方法を見つけました、それは
ラトビアの不動産を買うこと
です。ラトビアとはバルト三国の一つ。なぜラトビアの不動産を持つことがヨーロッパ各国への移住を可能にするかと言うと、ヨーロッパの大部分の国はシェンゲン協定という、「どこかの国のビザを持っていれば、それ以外のヨーロッパの国にも住むことができる」という協定を結んでいるそうです。つまり、そのシェンゲン協定を結んでいるラトビアで不動産を所有し、ビザを取得できれば、フランスやドイツに移住することが可能なんだそうです。以下の記事参照。
(ここからは私の予想も入りますが)フランスでも不動産を持てばビジタービザという1年有効(更新可能)のビザを取得することが可能かもしれませんが、値段が高いし、現地の住所や職がない状況で不動産を売ってくれるかどうかは疑問です。一方ラトビアは、上の記事によると値段が安い(首都部で2千万円程度、地方で1千万円程度)し、想像ですが、不動産購入の(事務手続きに関する)ハードルが低いのかもしれません。そういった意味で、ラトビアでの不動産購入がヨーロッパ移住の一番の近道と言えるのかなと想像します。
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きっかけはひろゆきさんの言葉
「ラトビア」というキーワードを知ったきっかけはひろゆきさん(2ちゃんねる創始者)のトークが収録されたYouTube動画。ひろゆきさんは現在パリに住んでいますが、私はいつも「どうやってビザを取ったんだろう」と疑問に思っていました。そんな中、YouTubeの動画を見ていると、ひろゆきさんが「ラトビアの住民権を持っている」とか「毎年ラトビアの住民権を更新している」と言っていたので、調べてみました。結果、実際にひろゆきさんがどのような方法でビザを取得しているかはわかりませんでしたが、ラトビアの不動産を購入するとよいという情報が記述された上のサイトを見つけました。
まとめ
ヨーロッパに移住したいという夢をもった人はたくさんいると思います。ヨーロッパはとても魅力的なところですからね。しかし、ビザの取得は本当に大変、例えば労働ビザの取得を目指したとき、この不況下では仕事を見つけるのは容易ではありません。ですので、資産があるのであれば、上の方法「ラトビアの不動産を購入して、ビザを取得する」が一番近道なのかも知れません。興味のある方は、もっと深く調べて見ましょう。
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上には裏技的な海外移住方法を書きましたが、なんだかんだいっても、海外で就職先を見つけるのが一番正攻法です。最近では転職エージェントも海外案件、外資系案件を扱っていると聞きます。
以下の転職サイトはいずれも登録無料ですので、まずは登録して、どんな採用案件があるかをのぞいてみましょう。
英語を使って働くということなら、外資系への就職もいいかも知れませんね。とにかく、まずは第一歩を踏み出しましょう。
ちなみに私は海外転職でフランスに移住したのですが、どうやって海外転職に成功したかを以下の記事で紹介しています。レアケースなので参考になるかわかりませんが、興味のある方は読んでみてください。